とうとう俺も
こういうモノの世話になる年代になってしまった

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ま、これで予防できりゃいいが、
ウチらの世代になると、常に病と隣り合わせの生活を送る訳で。。。

それにしても、今月号の「わかさ生活」は、
中高年以外の方以外にも、
おさらいの意味で、介護や看護などの仕事をされている方にも一読していただきたい。

心臓のページは内容が秀逸であり、
特に病態図は必見である。
老人ホーム系の介護職員の控え室に貼っておくレベルのものだ。

本来ならば画像をここに貼りたい位だが、
商売の邪魔になってしまうので出来ないのが悲しい。




さてさて、
今回は医療界の「見落とされがちなポケット」について語ってみたい。


近年の医療業界は、
疾病を詳しく観れる医者は増えてきているものの、
病人を観れる医者は減ってきている。


あまりにも専門化が進みすぎ、
トータルに診れる医者が減っている弊害が起きているのだ。。。

例えば同じ循環器科の医師でも、
不整脈専門と、血管系とに別れており、
互いの領分には侵入しないようになっている。


まぁ当直をやらされれば、ある程度は患者を診れるようにはなるし(決まりごとを守っていれば何とかなるのだけど)大きい病院になると当直医の仕事すらも細分化されてしまっている。

極論、内視鏡専門の医者すらもおり、そればかり長年やっていたなら自ずとそれ以外の能力は衰える。


近年はその行き過ぎた流れを懸念してか、
総合診療医なるものが出来てきてはいるが、
それもごく僅かである。

総合診療医になるには、かなりのキャリアと知識を要するように見えるが、
一番大切なのは、何かヘンだ??と感じる感受性である

だがコレは資質や経験によって培われるモノであり、
医師の誰もが身につけられるものではない。

にもかかわらず、世間は総合診療医より専門医の方が重宝される傾向にあり、
専門医の方が名誉があるし出世しやすい。

結果、難しい割に何の見返りも無い、出世コースとは思われていない総合診療医になんて誰もなりたがらない。
これはサラリーマンに例えたら容易にイメージ出来るかと。

何でも屋&便利屋と、スペシャリスト
この言葉の響き1つとっても、
どちらがカッコイイ響きかは一目瞭然だわな。。。


だが、便利屋やなんでも屋は、
潤滑油として会社や社会には欠かせないパーツでもあるが、医師というスペシャリスト集団には、その存在価値は、まだまだ見いだせないみたいだ。


必要なモノを放っておき、
どうでも良いものに力を入れる事で
今日の地位を創ってきた日本のお約束でもあるが、
その綻びが、少しずつ顕になってきているのは
医療においてもまた同様である。



さて、総合診療医の代わりの役割は、
そこらへんの町医者やクリニックが引き受けている。

問題がありそうと判断した場合は、
患者に適した診療科を持つ病院に紹介するのだが、
医者が病を見落として、ただの風邪で片付けてしまい、他所に紹介しないとなると、
例えばそれがガンであるなら、取り返しのつかないことになったりする。


近年はクリニックでも専門医が増えてきたが
この専門医が診察しても、見落とす事も多い。

例えば腹が痛いと胃腸科にかかっても、
腹痛の原因が婦人科や泌尿器疾患なら、胃腸科の医師は、見落として当然だ。

これではいくら設備が整っていても、検査をしても、
これでは全く意味は無いのだ。
肝心な医者が画像読めないのだから。。。


ここで、機転のきく医師だったり、
疾患だけでなく病人を診れる医者であれば、
他の疾患を疑い、地域の基幹病院に素早く紹介状を書いてくれるが、
どういう医院や医者に当たるかどうかも、また運の良し悪し任せである。



で、最近の名の通った優秀な病院は、
一見さんの患者は受け入れない場所が増えてきた。

以前は紹介状が無くても5000円程余計に払えば診てもらえる病院も多かったが、
近年では、町医者からの紹介状が無いと、門前払いされてしまうのだ。。。


町医者が紹介状を書いてくれない事には、どうしょうもない。


で、何件か町医者を回り、
ようやく紹介状を書いてもらえたらもらえたが、

その有名な病院では、直に生命の危機に関わる状態でない限り、外来の予約をしなきゃならない。
これも1ヶ月先は当たり前。
下手すりゃ3ヶ月とか待たされる。

やっと初診までありつけたとして、
ここからがまた長い。

運が悪いと、この検査の予約を取るまで、数週間かかる。

で、ようやく検査で結果が分かっても、
他の科の疾患であると判断したならば、
また振り出しに戻る事になる。

まあ、病院内でのたらい回しだ。

そんなこんなで、
ようやく何の病気か判明する頃には数ヶ月経ち
手遅れになってしまうケースも多々ある。


我が父は具合が悪くなってから、その原因がハッキリするまで3か月半かかってしまった。

父の場合はどちらにしても助からなかった命ではあったが、
中には表沙汰にならないだけで、
長く待たされた事で、救われる筈の命が救われなかった…なんてケースも多々隠れている。


かつては医者がここまで細分化されておらず、
しかも病院のたらいまわしは少なかった。
近年の方が、必要な医療まで辿り着くハードルは確実に高くなっているのだ。。。



確かに手術の上手な名医や
狭い分野に秀でた医師は沢山いる。

だが、そこ迄に辿り着くには沢山の手間を要し、
この様に運も必要とされるのだ。



「じゃあ、こうならないように
普段から検診を受ければいはいじゃないか⁉」

って話になるのだが、
アレ程当てにならないものは無い。


検診って医者にとってはあまり金にならないから、
やりたがらないんだよ。。。


結局そんな態度でいるってことは、
普段なら見落とす事が無いものも簡単に見落とすのは、容易に想像出来るかと。

間違い探しに例えよう。

同じ二枚の絵が並べてあったとして、
これは間違い探しなのか??と、勘の働く人はあまり居ない筈。
これは間違い探しだ…と言われて、初めて違う場所を探すはずだ。

医者も人間である。
何かがあると疑って観るのと、
何もない所から異常を探すのとでは、
当然注意力が変わる。


でもとりあえず、受けないよりはマシなので、

①検診で少しでも気になった所があったら、すぐ病院に行く。
②ネットで考えられる病気を調べ、少し大袈裟に症状をいい、街医者に相手にされるようにする。

③患者は受け身では観てもらえない。患者からも積極的に質問やアピールが必要。
最近の若い医者は、患者さんの自助努力を重視している。専門用語の理解を求められる事もあるのだ。

④最悪、救急外来を利用する。
何かしら異常があれば、高熱や強い腹痛も出る筈だ。
すこしでも出れば、救急外来で気になる症状もついでに話そう。これは最後の手段だ。



医療業界も、色んな縦割りの弊害が起きており、
必要な医療に辿り着くのが困難な時代になっている。


これをどうにかするには、
病気を振り分ける総合診療医を育て、
治療の迅速化を計る事がまず第一になるだろう。


腰痛があったとして、
大腸がん、膀胱がん、生殖器系の疾患、そしてヘルニアを疑がう。
原因を突き止めるには、計4ヵ所もの専門医院にかからなきゃならないが、
総合診療医がきちんと診れれば
2ヶ所のみの受診で済むケースも増える。

結果、幾つもの病院や医院にかからずに済むので
病気の早期発見に役立ち、
結果的に医療費抑制にも効果的でもある。






さてさて
特にB級グルメばっかり食っている同志たちよ。。

我々のリスクで一番高いのは
大腸の病気だ。。。

B級グルメは脂肪が多いので、どうしても腸に負担がかかるのだ。

少なくとも3年に1度位は、
そこらの胃腸科にかかろう。
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ポリーブ位はどの胃腸科の医者でもわかる。
ポリープがあってこれを切除した場合、それを必ず検査機関に提出する義務があるので、ポリープがあった場合には悪性か良性かを医者が見誤ることは無い。

このポリープが良性か悪性かは2週間で判明。

悪性ならば、ポリープの回りにがんの根っこがはびこっているので、大きい病院に入院し、それを手術にて切除しなきゃならない。

悪性と分かったら直ちに紹介状を書いてもらい、病院に予約を要れなきゃならない。

良心ある病院なら早く観てもらえるが、
某ファームな組合系の病院などのように、例えガンでも数ヶ月待たされる事はザラなので、そこらへんは紹介元のクリニックに、手をうってもらおう。